知立市、安城市、刈谷市を中心に愛知県全域で新築・注文住宅、リフォームを

手掛ける工務店、フェスティナ・レンテ 三河支店の島崎です。

 

弊社レンテ三河が得意とする「塗り壁」の、今回は「外壁塗り壁」について書きたいと思います。

 

 

日本の外壁はサイディングが主流で、とくに窯業系サイディング

(一般的にサイディングと呼ばれている)が多く約8割弱、

窯業系サイディング以外のサイディング、金属系(ガルバリウム鋼板)や

樹脂系(樹脂サイディング)も含む「サイディング全体」では約9割を占めます。

一方、新築戸建住宅における「モルタル」の割合は約6%弱と少数派です。

 

弊社の塗り壁シリーズ「BLANCO(ブランコ)」はモルタル下地の上に

西洋漆喰を塗っていますので外壁としてはいわゆる少数派に入ります。

外観のデザインや色は家の第一印象を決定しますので、

他の家と差別化したい人、普通の外壁に満足できない人には特にお勧めです。

 

 

次に、外壁塗り壁の特徴やメリット・デメリットについて、

「BLANCO」で使っている西洋漆喰(エスタコウォール)は、

石灰石を焼いて水を加えた消石灰(水酸化カルシウム)が主原料で、

この消石灰は空気中の二酸化炭素との化学反応で長い年月をかけて石灰石に戻っていきます。

その間(一般には100年ともいわれている)はホルムアルデヒドなどの化学物質を絶えず吸着し、

再放出しない効果が得られますので人・環境にとてもやさしい材料です。

多孔質構造のため壁面が呼吸し続け、真夏の暑い時は熱を放出し、

真冬の寒い時は蓄熱します。

 

そのため夏は涼しく冬は暖かい外壁となり、省エネ効果が期待できます。

また静電気を発生させないため、空気中の汚れを吸って黒ずんだり変色する事が少ない

性質を持っています。たとえ汚れても自己浄化作用や汚れの落ちやすさも大きな特性です。

一般的なサイディング材のように10~15年での塗り替えをする必要はありませんが、

美観維持を希望する場合は数年に1度、洗浄剤で清掃をする必要があります。

それでも、サイディングの塗り替えに比べ、費用はかなり抑えることができます。

デメリットとしては各工程が左官の手作業になるので施工する期間が長いのと、

かかる費用の高さがあげられます。

 

レンテ三河では専門の左官により効率的に作業を行うことで、かかる費用をなるべく抑え、

手の届く身近な外壁塗り壁として「BLANCO」の価格を設定しています。

 

以上、外壁の塗り壁について書いてみました。

フェスティナ・レンテ三河支店には実際の塗り壁が見たり触って頂けるように

なっておりますので少しでも興味があるようでしたら気兼ねなくご来店下さい。

 

次回、内装の塗り壁について取り上げたいと思います。